パート2:アイデア・ディベエロップメント[]
第7章 アイデアに磨きをかける[]
商業的な要素を見出すためのクラスタリング
- 脚本のプレミス(前提となる)コンセプトをはっきりさせる。
- プレミスを円の真ん中において、そこから何が連想できるかを考える。
- 登場人物の個人的な面、ディスクリプティブな要素とプレスクリティブな要素について何か連想できないか。
- 社会的な流行からは連想できないか。
- プレミスの持つ、普遍的心理とは何か。他の映画を思いださせてくれるものはないか、
など、マインドマップで周りに書いていく。
第8章 ストーリーに神話的な世界観を盛り込む[]
- 脚本の中に神話が息づいているだろうか
- もしそうなら、いかなるビートを用いて英雄の旅を描いているだろうか
- 書いているビートはないだろうか
- 必要な人物を書いていないだろうか
- ヘルパーは必要だろうか
- もし必要なら、それは賢明な老師だろうか、それとも魔法使いだろうか
- 英雄の旅に深みをもたらす助けとなっているだろうか
- 主人公を、旅に出ることを知り込みする、無知で未熟で地味な非英雄的存在としてはじめることで、神話要素に感情的深みを加えているだろうか。
- 主人公は旅をすることで成長や変化を見せるだろうか
- 神話の要素を支えるために、強固なスリーアクトを使っているだろうか
- 冒険のセカイに入りこむための第1ターニング・ポイントはあるだろうか。
- ロー・ポイントや、リバーサル、生死を巡る体験を作りだす第2ターニング・ポイントはあるだろうか
無理に神話に近づけようとしてはいけないし、神話をもとにストーリーを作り始めてもいけない(がちがちで展開が容易に予想されるものに陥ってしまうだろう)。
大切なのは、ストーリーの中から神話を自然に成長させることだ。神話についての検討は、リライティングの中で行うのがよい。